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ワキサカコウジ

ワキサカコウジのなりゆき観光コラム「こんつわバンコック」 〜古都アユタヤで象に乗る〜

タイといえば「象」なのに、まだ象に乗った事がない……というワケで、象を求めてバンコクから北へ車で約2時間、古都アユタヤに来てみました。ツアーなので、象の前にまずは世界遺産でもあるアユタヤ王朝の遺跡を観光。ワット・マハータートという仏教寺院では、かの有名な、根元に仏象の首だけが埋もれている菩提樹も見れました。借金で首が回らない時など、ぜひ思い出してみたい光景でございます。

一通りの観光を終えたら、いざ「アユタヤ エレファントパレス」へ。名前の通り、そこには民族衣裳風の装飾をつけた象が何頭もいらっしゃいました。そうそう、これこれ。まさにタイのイメージ!今なら「象に乗るぞう」とか言われても笑顔くらいは返せそうです。
はやる気持ちを抑え、窓口で400バーツほどを支払い、乗車……じゃなくて乗象するための、飛行機のタラップのような階段をのぼり待機します。しばらくすると、象使いに操られた象が目の前に。早速背中にとりつけられた椅子に跨がります。
わお!なんかもう楽しい……けれど、ちょっと象がリアル過ぎるよね。そりゃあ生き物ですから仕方がないのですが、思ってたより臭くて、皮膚もシミだらけで、よく見ると、なんだか変な毛が生えているのです。子供の頃、会うといつも漫画雑誌をくれた親戚のおじさんが、駅のゴミ箱でそれを調達しているのを知った時くらいのリアルさだと言えば伝わるでしょうか。伝わらないでしょうか。

そして象の背中にユッサユッサ揺られながら出発し、アユタヤの風景の中を20分ほど廻ります。乗り心地は果てしなく悪いのですが、目線が高く、見晴らしは大満足。途中で象が止まったので、写真を撮っていると、手に何かが当たりました。見ると象の鼻の先。一生懸命鼻を上げ、僕に触ってくるのです。え? もしかして甘えてるの?
きゃわいい! でもほれ、ちょっと甘え過ぎだぞ〜、あはは。てゆうか、鼻息と粘膜にちょっぴり抵抗感があるぞ、つって。
……まあ実際は客へのチップの要求を仕込まれているだけでしたけどね。渡すまで止めてくれなさそうなので、紙幣を1枚出してみると、鼻先で器用にパクっと掴み、そのまま象使いに渡しておりました。サラリーマン(観光客)→おねだり上手なキャバクラ嬢(象)→ホスト(象使い)のような金銭の流れでしたが、歌舞伎町よりは良心的で良かったです。


象の鼻のおねだりに負けた様子の観光客。お子様が超ひいていたので、良い教育になりそうです。


wakki_face ワキサカコウジ
武蔵野美術大学卒業後、イラストレーターとなり、各種媒体にて活躍。「週刊文春」「MEN’S CLUB」といった雑誌での挿絵連載の他に、近年では雑誌「an・an」でコラム連載を持つなど、執筆活動も行う。鳥を見るのが好き。
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