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ワキサカコウジ

ワキサカコウジのなりゆき観光コラム「こんつわバンコック」 〜地獄寺編〜

こんつわバンコック39_写真

地獄……それは悪人が死後に落ちるとされる場所。ですが、観光地として考えると魅力的なコンテンツが満載です。例えば河原で競って石を積んだり、血の池でキャッキャッと泳いだり、閻魔大王に舌を抜かれたり、大きな釜で茹でられたり。珍しい旅がお好きなら、一度は訪れてみたいものですよね。とはいえ、まずは死なねばなりませんし、悪人である事も重要。しかも犯した罪のレベルが、近所の犬の交尾を嫉妬から邪魔した程度だと、なんだかんだで行き先が天国になってしまう可能性もあるので注意が必要です。かといって優しいおばあちゃんのスネを棒で殴ったりする事なんて出来ないし……などという悩みはご無用! 実はここタイには、生きたままで地獄巡りを出来る場所があったのでございます。ありがたいね。
というワケで訪れたのは、バンコクから車で二時間弱、スパンブリー県にある「ワット・パイロンウア」……通称「地獄寺」です。ここのお寺では、悪い事をした人間が死後どうなるのかを分かりやすく見せるため、人形で地獄の光景を再現しているのですが、その内容があまりにもエグいので、B級観光スポットとして有名になったそうです。それもそのはず、広い敷地のお寺に一歩足を踏み入れれば、そこは無数の人形達が織りなすグロテスク&スプラッターの世界。人間が鬼に舌を抜かれていたり、串刺しにされて血みどろだったり、犬に食いちぎられていたり。とにかく見渡す限りの拷問風景。
こんつわバンコック39_写真2 うわぁ、これが地獄というものか……こ、怖いよぅ。学生の頃に母親が知らないおじさんと手を繋いで歩いているのを見かけた時くらいに怖いよぅ(事実)。

以上、全体的にたいした情報もない文章を読まされるという地獄をお届けしました。


wakki_face ワキサカコウジ
武蔵野美術大学卒業後、イラストレーターとなり、各種媒体にて活躍。「週刊文春」「MEN’S CLUB」といった雑誌での挿絵連載の他に、近年では雑誌「an・an」でコラム連載を持つなど、執筆活動も行う。鳥を見るのが好き。
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