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街のあれこれ比べてみました

街のあれこれ比べてみました 第10回 ヤードム (嗅ぎ薬)

 タイの定番グッズのひとつである、嗅ぎ薬「ヤードム」。鼻づまり、眠気覚まし、めまい、乗り物酔いなどに効果的な万能薬。その爽快感にハマる人は日本人にも多く、お土産にも喜ばれます。よく見かけるスティックタイプ以外にも、実は色んな種類があるんです。今回はタイ人に人気のヤードム4種類を実際に使って比べてみました。

目次

1. Natural Essences
2. Golden Cup
3. Siangpure
4. Siribuncha

Natural Essences(ナチュラル・エッセンス)

Smelling Thai Herb
価格:42B(10g)
購入場所:グルメマーケット、薬局、セブンイレブン、他

 めまい、鼻づまり、乗り物酔いやボーっとするときなど、鼻に近づけて嗅ぐタイプのヤードム。チャンホームと呼ばれる花が主な原料で、他には胡椒、チョウジと呼ばれる花蕾、ボルネオールという化学成分が含まれます。また、ユーカリオイルが含まれているのでリラックス効果も。強すぎない漢方の香りが癖になります。容量が多く、コスパ良し。

コブミカンやバタフライピーシャンプーなど、天然素材を使った商品を多く展開するブランド。セブンイレブンや主要デパートなど、取り扱い店が豊富なので、見かけたことがある人も多いのでは? 主にヘアケア商品、スキンケア商品、虫よけスプレーや、スパ用品を取り扱っています。

Golden Cup(ゴールデンカップ)

Golden Cup Oil (Roller)
価格:45B(7ml)
購入場所:グルメマーケット、薬局、他

 4種類の中では唯一のロールオンタイプ。こめかみに塗るのが一般的。ほかにバームタイプやスプレータイプもありすが、タイ人の間ではロールオンタイプが1番人気なんだそう。主な原料はメントール、クスノキ、ペパーミントオイルなど。鼻づまり、虫刺され、筋肉痛、マッサージにも使えます。スッキリとしたペパーミントの香りでリフレッシュできます。

 公正な価格で品質の良い薬をつくりたい。そんな思いで顧客満足度の高い商品を提供しつづけるGolden Cup社。1950年創業の老舗ブランドです。家族経営の商店から始まり、70年代に製薬工場に。外国にも輸出され、特にバームは世界中の主要なアジア系スーパーで取り扱われています。

Siangpure(シアンピュア)

Kanplu Herbal Inhalant
価格:39B(4g)
購入場所:LAB Pharmacy、グルメマーケット、薬局、他

 めまいによく効くヤードム。主な原料はチョウジ。このブランドはスティックタイプのヤードムが有名ですが、最近、容器がポップに改良され、ソフトクリームのような見た目に。それがタイの若者に受けているのだそう。4種類の中では香りが1番柔らかく、初心者にも使いやすい商品となってます。軽くてコンパクトなので、持ち運びにも最適です。  1958年に創業。パッケージに印刷された創始者の男性が目印です。もともとはハーブを使った万能な軟膏薬を作っていたそう。このブランドの製造工場では、ソーラーパネルを使用したり、リサイクルを心掛けたりするなど、人々の健康以外に環境保全 にも貢献しています。

Siribuncha(シリバンシャア)

Jarungjit Inhaler
価格:52B(2g)
購入場所:LAB Pharmacy、薬局、他

 アンティーク調の銀色のパッケージが目を引くヤードム。伝統的なタイ模様の中に、タイ文字で商品名が刻まれたお洒落なパッケージは、お土産にも喜ばれること間違いなし!鼻づまり、めまい、乗り物酔いに効き、リラックス効果も。主な原料はブッシュカンというタイハーブ。スパイシーで特徴的な香りがしますが、それがクセになるかも…!?  1953年創業の老舗ブランド。伝統的なハーブの薬、ダイエットサプリメント、健康食品、美容商品などを製造販売しています。タイ全国の有名病院、薬局、スーパー、コンビニで取り扱われ、よく見る青いアルコールジェルも製造。継続的な研究と発展により、生活の質を向上させることを目標としています。

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