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バンコク生活の強い味方 “お手伝いさん” を雇うには?

バンコクで駐在生活と言うと、「お手伝いさん付きでしょ?」と羨ましがられることもしばしば。でも、近年バンコクではお手伝いさんを雇っている家庭の方が少数派なのだとか。お手伝いさんがいる暮らしって、実際どんな感じ?どうやったら良いお手伝いさんを雇うことができる?そんな疑問に答えるため、バンコク生活の先輩たちにお話を聞いてきました。
あわせて、バンコク生活を始める際に知っておきたい<携帯><水><病院>事情もお伝えします。

※バンコクの日本人社会では、お手伝いさん(メイドさん、家政婦さん)のことを「アヤさん」と呼ぶことが多いですが、語源が蔑称だという説もあり、本特集では「お手伝いさん」と表記します。ちなみに、タイ語では「メーバーン」と呼ばれます。

【目次】

    ◆ お手伝いさんを雇うメリットって?<実例インタビュー1>
    ◆ お手伝いさんを雇うメリットって?<実例インタビュー2>
    ◆ Q&Aでわかる!お手伝いさんの雇い方
    ◆ 駐妻1年生が知っておきたいタイ生活の基本 //その1// 携帯
    ◆ 駐妻1年生が知っておきたいタイ生活の基本 //その2// 水
    ◆ 駐妻1年生が知っておきたいタイ生活の基本 //その3// 病院  

    お手伝いさんを雇うメリットって?
    実際に雇っている方にお話を聞きました!

    実例インタビュー1

    他人を家に入れるのは怖い気持ちもあったけど…
    相性の良い方と出会えてとても助かってます!

    「ラムドゥアンさん自身も犬を飼っているほど犬好きで、遊び相手になってくれるほど。本当に助かっています」と穏やかな笑顔で話すCさん。お宅は小さい子どもと犬がいるとは思えないほどピカピカ




    「本当は私も夫も、家族以外の人を家に入れることに抵抗があったので、お手伝いさんを雇うつもりはなかったんです」とおっしゃるCさん。タイに来た当初は自分で家事全般をしていましたが、日本と比べて家が広いため床のモップ掃除が大変だと感じていたそう。さらに、シャワールームのガラスの水垢がどうやっても落ちない…、と戸惑っていたところ、本帰国する友人がラムドゥアンさんを紹介してくれました。
    Cさん(30代)
    2016年11月に来タイ。夫、長男(6歳)との3人家族。住まいは約150㎡の3LDK

    ラムドゥアンさん(49歳)
    お手伝いさん歴26年。Cさんのお宅で働いて約2年。対応言語はタイ語のみ。「以前は日本人家庭に住み込みで働いていました。Cさんは細かい指示をしたりせず任せてくれるので、仕事しやすいです」




    ラムドゥアンさんの仕事内容は、主に掃除とアイロン掛けです。家事の全てを任せているわけではなく、洗濯と洗い物はCさんご自身で。週に1度のシーツ交換は、ラムドゥアンさんにお願いしています。


    友人の紹介とはいえ、ラムドゥアンさんは日本語が話せるわけではないし、Cさんもお手伝いさんを雇うのは人生で初めてのこと。最初からスムーズだったのでしょうか?「勤務時間や仕事のルールなどは、以前雇っていた友人のお宅のものをそのまま踏襲。契約書は夫の会社のスタッフに頼んで、日本語とタイ語併記で作成しました。ラムドゥアンさんは日本人家庭に慣れていることもあり、これまでにトラブルはありません。言葉に関しても、日常的な頼み事は辞書と指差しで十分対応可能です」と、困ったことが見当たらない様子。唯一、懸念していたワンちゃんとの相性も問題なく、6歳の長男もすっかりラムドゥアンさんになついており、理想的な関係を築いています。Cさんにとってお手伝いさんの存在は、駐妻ライフを快適にしてくれる大きな一助を担っているようです。

    ベッドルームの一部屋をお手伝いさんの作業部屋として使用。洗濯物を干したり、アイロン掛けはこの部屋で行う お手伝いさんの契約内容
    週3回(月・水・金)午前中3時間。
    給料4,500B/ 月、欠勤時は日割りで減給
    ボーナス年1回( 給料1か月分)、ソンクラーン休暇のお小遣い500B、昇給は年1回100B。


    実例インタビュー2

    3人の子育てをしながら、自分の時間も確保!
    バンコク生活には欠かせない存在です

    当初はお手伝いさんとナニーさんを別々に雇うつもりでしたが、ヌーさんは子どもの面倒もみてくれるので一人二役で助かっています



    3人目の出産を機に、家事に手が回りきらなくなり、お手伝いさんを雇うことを考え始めたMさん。最初の面接時に「家が広すぎる」という理由でお手伝いさんの方から断られたり、ようやく採用したお手伝いさんが当日欠勤が多く、体調を崩して辞めてしまったりと、現在のヌーさんに落ち着くまで紆余曲折がありました。いろんなお手伝いさんを見てきたMさんが、ヌーさんに決めた最大のポイントは「1歳半になる次男との相性でした」。


    Mさん(30代)
    2017年4月に来タイ。夫、長男(10歳)、長女(8歳)、次男(1歳半)の5人家族。住まいは約260㎡の3LDK+書斎+お手伝いさんの部屋
    ヌーさん(45歳)
    お手伝いさん歴20年。Mさんのお宅で働いて約6か月。対応言語はタイ語のみ。「これまでずっと日本人の家庭で働いてきました。他の国の人の家庭で働いたことはありません。日本人はみな親切で働きやすいです」


    ヌーさんは掃除、洗濯、洗い物、アイロン掛けに加えて、次男の面倒もみてくれるのでとても助かっているのだとか。「息子との留守番も引き受けてくれるので、自分の習い事やランチなどのお出かけができるようになったんです」と、嬉しそうに話してくれました。


    ヌーさんとの出会いのきっかけは、子どもの習い事の先生から紹介されたお手伝いさんが仕事仲間として紹介してくれたこと。家事の手際が良く、病欠も一度もなく、気持ち良く働いてくれています。子どもたち3人の洋服をきちんと分けて引き出しにしまってくれるなど、仕事ぶりも丁寧。これまでに困ったことを聞いても「特に思い付かない」とMさん。意思疎通は簡単なタイ語で、「ヌーさんはわからないことに適当に返事せずに、『?』という顔をしてくれるので、コミュニケーションがとりやすいんです」。小さな子どもがいる家庭では、お手伝いさんと家族が同じ空間にいる時間が長いので、お互いの相性も大切。良いお手伝いさんとの出会いはMさんの毎日をより充実したものに変えてくれたようです。
    「ヌーさんになつく息子がタイ語を喋る日も近いかも?」と笑顔で話すMさん お手伝いさんの契約内容
    週5回(月・金:午後4時間、水:午前・午後各4時間、木:午前4時間)
    給料7, 500B/月。
    まだ1年経っていないのでボーナスや昇給は未実施


    Q&Aでわかる!お手伝いさんの雇い方

    Q.お手伝いさんはどうやって探す?

    A. 本帰国する方から引き継ぐなど、知り合いからの紹介が多いようです。お手伝いさん同士のネットワークもあるので、日本人家庭で働くお手伝いさんから仕事仲間を紹介してもらえることも。また、タイに引っ越したばかりで頼れる人がいない場合は、タイ国日本人会の「メイドさん紹介・相談サービス」、Ayasan Serviceなどメイド斡旋会社、不動産会社を通じて探すのが良いでしょう。このほか、日本語のフリーペーパーやWEBの掲示板に求職情報が掲載されることも。また、これから住まいを探す場合は、 掃除・ベッドメイキング・シーツやタオル交換などのサービスが付いたサービスアパートを探すのも手です。

    Q.お手伝いさんは何をしてくれるの?

    A. 家事全般を依頼できますが、日本人家庭では①掃除(掃除機とモップ掛け、お風呂とトイレ掃除)②食器洗い③アイロン掛けがお手伝いさんの3大業務。このほか、子どもの面倒をみる、買い物、食事の下ごしらえ、子どもの習い事や幼稚園の送迎などをお願いしている人も。お手伝いさんによってどこまでできるか決まっているので、契約時に確認しましょう。

    Q.雇い始めるまでの流れは?

    A. 面接→契約→試用期間→本雇用が基本の流れ。試用期間は人によって1日~1か月とまちまち。仕事ぶりやお互いの相性を確認してから本雇用するようにしましょう。契約書は必須ではありませんが、トラブルを避けるために書面で契約を交わし、お互い1部ずつ持っておくと安心。Ayasan ServiceのWEBサイト(FAQのページ)で、英語とタイ語併記の契約書のフォーマットがダウンロードできるので、ぜひ活用して。

    Q.給料の相場はどのくらい?

    A. 給料は、家の広さ、子どもの人数、言語スキル、ペットの有無によって決まりますが、半日(4時間)400B前後が一つの目安。例えば、週3回半日働いてもらうと、1か月で4,500~5,000Bくらい。フルタイムの場合は、月~金まで週5回、1日8時間で12,000B/1か月が相場です。オーバータイム(残業)やパーティーの準備など特別なお願いをする場合には、 1時間100Bを目安に。試用期間中の給料は日割りで計算します。1年以上働いたら、年に1度ボーナスとして給料の1か月分を支給。ソンクラーン休暇にお小遣い(帰省交通費)として500~1,000B渡す方も多いようです。昇給については、全く上げないという場合もあれば、1年ごとに200B昇給という場合もあり、まちまち。
    パートタイム 400B前後/半日(4時間)
    フルタイム 12,000B前後/1か月
    残業代 100B/1時間
    ボーナス 給料の1か月分
    ソンクラーンのお小遣い 500~1,000B

    Q.トラブルにならないよう気をつけるべきことは?

    A. 問題になりがちなのが、無断欠勤や無断での大幅遅刻。契約書にそういった場合 の減給を明記している方も多いようです。ただ、5~10分程度の遅刻は大目に見るという方がほとんど。頻繁に遅刻するような場合はきちんと注意を。

    お話を伺った方

    Ayasan Service マネージャー伊勢さん
    2012年に設立。東南アジア5か国で、メイド、運転手、ベビーシッターの紹介サービスを行っている。これまでにタイで5,000件以上の紹介実績がある。
    TEL:02-714-2116
    住所:26/2 Soi 61, Sukhumvit Rd.
    詳しくはこちらから

    「伊勢さんからのアドバイス」
    「日本人女性はご自身の家事スキルが高いので、どうしてもお手伝いさんに対しても細かく指示を出してしまいがちです。長く働いてもらうためには、まずそこに気を付けるのがポイント。面接時にすべての仕事を細かく箇条書きにして伝える方がいますが、絶対にNG。お手伝いさんのやる気を一気に削いでしまいます。おすすめなのは、“ 3つにまとめる” こと。やってほしいことを大まかに3つ伝え、慣れてきた翌週に仕事を追加する。または、やってほしくないことを3 つにまとめて伝えるのも効果的です。
     あくまでも相手は外国人。ほとんどのお手伝いさんはある程度の水準のスキルがありますので、多少のやり方の違いには目をつぶり、人柄重視で選ぶのがコツです。また、渋滞の多いバンコクの交通状況を鑑みて時間には寛容に、おおらかな気持ちで雇うことが成功のカギとなります。」 タイ国日本人会 メイドさん紹介・相談サービスボランティア 日高さん、小林さん
    1979年からボランティアによるメイドの紹介、相談、通訳を無料で行っている。2018年度は約60人のメイドが登録。日本人会会員が対象。
    TEL:02-236-1201
    住所:日本人会サートン本館
    営業時間:月のみ10:00-11:30
    詳しくはこちらから

    「日高さんと小林さんからのアドバイス」
    「最近の駐妻さんは若い方が増えているので、年上のお手伝いさんを使うのはやりにくい部分もあると思いますが、お手伝いさんに対してご自身が“ 雇う側” だということを改めて意識し、やるべきことをきちんと伝える必要があります。そのためにも、試用期間は1 週間から1か月設けましょう。最初の3~4日はお手伝いさんの仕事を見て、希望のやり方を伝え、仕事のリズムを一緒に作っていくと、その後がぐっと楽になります。
     昔は窃盗なども頻繁にありましたが、最近はまずありません。とはいえ、貴重品は鍵付きの引き出しにしまう、アクセサリーを見えるところに置きっぱなしにしないなど、雇う側が気を付けることも大切です。日本人会のメイドサービスは日本人の推薦状がないと登録できないので、家事スキルはもちろん、セキュリティー面でも安心ですよ。」


    駐妻1年生が知っておきたいタイ生活の基本 //その1// 携帯

    Q.日本で使っていた携帯はタイでも使える?

    A. 携帯キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)で契約していた場合は、SIMロック解除をすればタイでも利用できます。格安キャリアはSIMフリーの物も多くあるため、事前にキャリアにご確認ください。

    Q.タイでSIMロック解除できる?

    A. バンコクのMBK(マーブンクロンセンター)などには、アダプター(通称下駄)を取り付けてSIMロック解除をする携帯ショップがありますが、正式な方法ではないのでおすすめできません。例えば、iPhoneの場合はiOSの更新ができなくなるなどの問題があります。SIMロック解除は日本の携帯キャリアで手続きしましょう。

    Q.携帯端末の価格は日本より高い?安い?

    A. 日本は機種代を割賦契約するので、その分日本の方が安く感じるでしょう。機種によって価格はピンキリですが、選べるメーカーの種類や機種のラインナップはタイの方が多いです。

    Q.タイで買う携帯端末は日本語も使える?

    A. 日本語対応の機種が増えていますが、機種によっては日本語が使えない場合もあります。購入時にご確認を。

    Q.通信会社(AIS、true、dtac)のそれぞれの特徴は?

    A. 通信会社による大きな違いはないと言えるでしょう。ベリーモバイルでは、通話と音声のプランはAIS、データプランはTrue を選定し提供しています。

    Q.駐妻の場合、どのくらいのプランがおすすめ?

    A. ベリーモバイルでは、6GBのバリュープラン(高速データ通信6GB、無料通話100分込みで月額999B)を選ばれる方が多いですね。お子さんがいらっしゃる場合、外出先で動画を見せたり、日本の家族とLINEでビデオ通話するなど、データ通信量が多くなりますので、6GB以上あると安心です。また、お住まいの物件によってはインターネット環境(Wi-Fi)が不安定なケースがあり、その場合はデータ通信量が多く必要になります。ベリーモバイルではプラン変更の縛りはないので、利用状況に応じて最適なプランに変更が可能です。

    Q.タイでも家族間通話無料のプランはある?

    A. タイの通信会社のプランには家族間通話無料のようなサービスはありません。ですが、ベリーモバイルの契約者同士なら、タイ国内通話が24時間無料でご利用頂けます。例えば、ご主人は会社で契約した携帯、奥さまはご自身で契約した携帯でも、ベリーモバイル同士なら手続き不要で通話無料です。

    Q.日本に一時帰国する時はどうする?

    A. 一般的には、ポケットWi-Fiをレンタルするか、トラベルSIMを購入するかの2択ですが、2週間以上帰国する場合はWi-Fiレンタルを利用される方が多いですね。トラベルSIMはデータ通信容量や利用日数の制限がありますが、Wi-Fiレンタルでしたら気にせず使えます。家族で帰国する場合、ポケットWi-Fiが1台あれば家族みんなで使えます。また、ベリーモバイルでは日本で使えるスマホのレンタルも行っています。

    Q.タイから海外旅行する時はどうする?

    A. タイで購入した携帯やSIMロック解除した携帯なら、旅行先の現地でSIMカードを購入して使うことができます。ただ、SIMカードを入れた後の設定が自分でできるのか、言葉の通じない相手にきちんとやってもらうことができるのか、など、不安に思われる方は、タイでポケットWi-Fiをレンタルするか、トラベルSIMを購入しておくと安心です。中東経由でヨーロッパへ行く場合や複数の国を周遊するなら、世界中どこでも使えるWi-Fiレンタルが便利です。

    Q.日本の親と国際電話するには?

    A. 最近はLINEなどの無料通話アプリを使う方が多いですが、スマホを利用していないご両親の場合は、「050IP電話サービス」を利用するとお得です。これはタイにいながら050から始まる電話番号を持つことができるサービスで、日本の固定電話や携帯電話からは日本国内通話料金でかけられます。タイから日本の固定電話にかける場合も3分8円とリーズナブル。ちなみに、日本のフリーダイヤル(0120)にもかけられます。ベリーモバイルのご契約者なら、初期費用、月額料ともに無料です(通話料金はプリペイド式)。

    Q.携帯の契約に必要なものは?

    A. ベリーモバイルの場合、①パスポート②クレジットカード(契約者本人または家族の名義。名義人の来店が必須)③タイでの名刺または日本の運転免許証(契約者本人または家族の名義)の3点です。タイのローカルの携帯ショップでは、ワークパーミット(タイの労働許可証)が必須ですが、ベリーモバイルでは不要。ベリーモバイル・バンコク店では、日本人スタッフが常時3名おりますので、プランや機種のことなど何でもお気軽にご相談下さい。

    Q.そのほか、駐妻に人気のサービスは?

    A. 写真プリントサービスが人気です。劣化しにくい高品質な純正プリントが1枚5B(非会員は8B)で、タイのローカルの価格と変わりません。1枚から印刷できるので、旅の思い出やお子さんの成長記録を気軽にプリントで残せると好評です。

    お話を伺った方



    ベリーモバイルの中本さん
    TEL:02-260-7028
    住所:1/8 Soi 39, Sukhumvit Rd.
    営業時間:10:30-18:30 休み:なし
    詳しくはこちらから

    駐妻1年生が知っておきたいタイ生活の基本 //その2// 水

    Q.タイの水道水は飲める?

    A. JICA(国際協力機構)の専門家によると「バンコクの水道水はWHO(世界保健機関)の水質基準に適合しており、蛇口をひねって塩素があれば飲める」(2012年時点)とされています。ただ、これまでに何百軒もの家庭に浄水器を取り付けてきた経験から言うと、物件によって蛇口から出てくる水にはかなり差があります。浄水場の水はきれいでも、コンドミニアムの貯水槽や配管に問題があり、茶色い水が出てくることは少なくありません。日本ではマンションの貯水槽の清掃や管理について条例で定められていますが、タイにはそういった法令はなく各物件によって管理状況はまちまちです。したがって、自宅の蛇口の水が飲めるかどうかは一概には断言できません。

    Q.タイの硬水と日本の軟水の違いは?

    A. 硬水はマグネシウムなどミネラルを多く含んでいます。これまで軟水で生活していた方が急に硬水に変えると、お腹を壊したりすることがあります。敏感な方だとエビアンなど硬水のミネラルウォーターでもお腹を壊すことも。ただ、一般的にはバンコクに来て1か月くらい経つと自然と慣れてきます。

    Q.歯磨きや食器洗いは水道水でも問題ない?

    A. タイの水道水には錆び(小さな金属片)が含まれているので、うがいをすると口に残って気持ち悪く感じるという方もいます。特に、料理人は気にするようです。

    Q.飲み水や料理に使う水はどうすべき?

    A. 水道水以外の選択肢としては、①水道に浄水器を設置②ウォーターサーバーを設置③ペットボトルの水を購入の3つです。①浄水器のメリットは、蛇口をひねるだけで飲めるので、水を切らす心配がないということ。野菜を洗ったり、お米を研いだり、食器を洗ったり、リミットを気にすることなく利用できます。デメリットは、災害時などに水道が断水すると使えなくなることです。その点、②ウォーターサーバーや③ペットボトルなら長期保存が可能です。ただし、ウォーターサーバーの水には塩素が入っていませんので、蓋を開けたら2~3日しか日持ちしません。夫婦だけの家庭などでは飲みきれないかもしれませんね。

    Q.浄水器の種類の違いは?

    A. MUDENKAIは日本からの輸入品で、貯水タンクは不要、ミネラル分を残しながら軟水化します。一方、バンコクで主流の逆浸透膜(RO)タイプの浄水器は、1分間に約100cc製水し、タンクに貯めて使うタイプ。80%の水は捨て水となり、残りの20%が純水(H2O)になります。この逆浸透膜タイプは地下水や海水でも真水にする高い性能を持ちますが、タンクの容量(上限が8~10ℓ)を気にしながら使わないといけなかったり、停電時に使えないなど、不便な点もあります。私たちは使い勝手と水の品質のバランスを考えてMUDENKAIをおすすめしています。

    Q.水質検査とは?

    A. 逆浸透膜タイプの浄水器はTDSテスターを用いて各家庭でチェックします。ただ、これは純水(真水)かどうかを検査するもので、飲めるかどうかを判断するものではありません。MUDENKAIで浄水した水はミネラル分が残されており、TDSテスターではチェックできないため、各家庭での水質検査は行っていません。代わりに、タイで取得した水質検査証をお渡ししています。本当に神経質な方は、逆浸透膜タイプの浄水器を選ぶと良いかもしれません。

    Q.浄水器の水は美味しい?

    A. MUDENKAIで浄水した水は、水の味の決め手となるミネラル分が含まれています。スイッチ一つでアルカリ水に切り替えることも可能です。ユーザーからは「お米がふっくら炊ける」「料理が美味しくなった」などの声を頂いています。また、塩素が含まれる水道水で野菜を洗うとビタミンCを損失することが研究で明らかになっていますが、MUDENKAIは塩素もしっかり除去しています。

    Q.浄水器の設置方法は?

    A. MUDENKAIは蛇口の横に設置できるサイズで、配管工事も不要です。逆浸透膜タイプの浄水器は、シンク下の収納スペースにタンクとともに設置します。配管工事を行うため床の浸水事故のリスクがゼロではなく、使用が禁止されているコンドミニアムもあります。

    Q.シャワーの水はどうすべき?

    A. シャワーの水が気になる方は、軟水器を取り付けたり、軟水化機能付きのシャワーヘッドに取り換えると良いでしょう。髪がきしんだり、頭皮が痒いなどの症状が軽減されます。弊社で取り扱っている軟水化機能付きシャワーヘッドのイオナックは、日本でアトピー患者にも効果があることが認められています。MUDENKAIユーザーの10人に1人くらいがイオナックも利用されています。


    お話を伺った方



    MUDENKAIの田中さん
    TEL:093-371-7933, 080-621-3660
    住所:1F Waterford, Soi 53, Sukhumvit Rd.
    休み:なし
    詳しくはこちらから

    駐妻1年生が知っておきたいタイ生活の基本 //その3// 病院

    Q.タイの病院の種類とその使い分けは?

    A. 日本と同じように病院とクリニックがあります。しかし、「日本語対応」「保険キャッシュレス」の2つを求めた場合、選択肢は多くありません。タイに住む日本人の多くは、桜十字クリニックのほか、バムルンラード病院、サミティベート病院、バンコク病院など通訳の用意がある病院を利用しています。まず、初期症状の段階でクリニックを受診してください。重篤な疾患の恐れや入院が必要な場合は、タイの総合病院へかかるべきか、日本に帰国して治療すべきか相談し、紹介状を書いてもらいましょう。桜十字クリニックのあるエンポリアムタワーから、それら3つの病院へそれぞれ毎日10往復するシャトルバスによる送迎があります。桜十字クリニックでは内科、小児科、皮膚科の診療を行っており、エンポリアム直結で通うのにも便利です。

    Q.日本とタイの医療の違いは?

    A. 日本の保険診療では、疾患に応じて実施される検査や治療内容が決められており、医師はその範囲内で治療や薬の処方を行います。一方タイでは、自由診療ですので、タイの医師法に準拠しているかぎり、医師の裁量で治療法や薬の量を自由に決めることができます。そのため、タイでは、医師によって選択される治療法や薬の量が大きく異なることがあります。また、同じ疾患でもタイの方がより多くの薬が処方される傾向があります。日本では副作用が出ないことを重視した投薬が中心ですが、タイでは効き目を重視するためで、これは文化や考え方の違いによるものです。どちらが良い・悪いと一概には言えません。この違いを懸念し、患者の判断で飲む量を変えてしまうことは大変危険です。規定量より少なければ全く効かないものや、薬の耐性がついてしまって、むしろ悪くなることもあります。困ったときには、勝手な判断はせずに電話などでご相談ください。

    Q.日本人はどんなことに気をつけるべき?

    A. タイと日本では、どこから病気と見なすかの基準値が違うということはあまり知られていません。国によって高血圧症や糖尿病などの基準値は異なります。タイに一生住む予定ならば、今後もタイの食生活で過ごし、タイの医療を受けるのですから、タイの基準で健康管理するのが妥当です。ただ、いずれ日本に帰任する駐在員は、日本の基準を意識して健康管理をするべきでしょう。タイの病院で健康診断を受けた場合、正常範囲として記されている数値は、あくまでタイ人にとっての基準値です。桜十字クリニックでは、日本人の基準値をお伝えできます。

    Q.保険について注意すべきは?

    A. 海外旅行保険に入る前からの持病や予防接種は保険でカバーされないことがあるので注意しましょう。また、海外旅行保険がない場合には、日本の健康保険を利用することが可能(海外療養費制度)です。タイの病院は治療費がとても高いので、日本で治療した場合にかかる費用の7割までしか還付されないことから、実際の自己負担額は日本とは全く違うことが多いです。確認できたいくつかの健康保険組合では、過去2年に遡って請求できるようです。

    Q.日本の桜十字病院とどんな連携をしてる?

    A. 桜十字病院グループは日本で19の医療機関を運営しており、ここバンコクの桜十字クリニックには、日本から現役の看護師やスタッフが駐在員として派遣されています。日本の最新の医療状況を把握した者が常駐し、日本の医療情報をアップデートすることで、日本同等の医療サービスを受けられる仕組みを作っています。また、人間ドックの採血検査などは瞬間冷凍して日本へ空輸いたします。採血検査において最も重要なことは、血液の品質管理と臨床化学分析装置の精度管理です。日本クオリティーの品質と精度で検査結果を得ることができます。

    Q.日本人の先生はいる?

    A. 日本人の医師は常駐していません。しかし、日本にある19の医療機関と提携しており、医療コーディネートを受けることができます。タイでは日本の医師免許が使えないため、今後も日本から医師を連れてくる予定はありません。日本人看護師が通訳として働くなど、診察には必ず日本人の通訳が同席します。通訳者が日本語ネイティブであることが大切であると考えております。

    Q.今後の予定は?

    A. 現在は、内科、小児科、皮膚科、予防接種の診療を行っております。2019年7月から婦人科、消化器内科、人間ドック、子宮頸がん検診、乳がん検診、内視鏡検査が始まります。その後も順次、診療科を増やしていく予定です。

    Q.バンコクに来てすぐの頃に気をつけるべき病気は?

    A. 食中毒と感染症です。それぞれの違いは伝播様式の違いです。食中毒は飲食物から、感染症は人や動物から伝わります。日本とは衛生に関する意識が全く異なります。これらを軽視して日本の感覚で生活することは大変危険です。日常生活では特に手洗いを心掛けてください。嘔吐や下痢の初期症状はすぐにクリニックへ、長時間続くことで水分や電解質が体外へ排出され脱水症状を起こすと回復に時間がかかり長く入院することになります。また、日本の厚生労働省検疫所「FORTH」がタイ指定で推奨している予防接種を用意しておりますので、必ず受けてください。

    お話を伺った方



    桜十字クリニックの大原さん
    TEL:02-259-1817(日本語)
    住所:18F Emporium Tower 622, Sukhumvit Rd.
    診療時間9:00-13:00,14:00-18:00 電話受付時間9:00-18:00
    休み:タイの祝日
    詳しくはこちらから

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フリコピ99号 2019年8月15日発行

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