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ワキサカコウジ

ワキサカコウジのなりゆき観光コラム「こんつわバンコック」 ~アポは大事~

今回はある人に会いにタイ北部のチェンマイにやってきています。その人とは、この地で「象使い」になり、山岳民族のスゴーカレン族に嫁いだ「日本人女性」。なんだか漫画みたいで、お話を聞いてみたかったのです。情報を元に向かったのは、チェンマイの中心部から車で約1時間、広大な敷地を持つ「メーサー・エレファントキャンプ」。象と象使いが暮らす施設であり、象乗り体験や、ショーが観られる観光地でもあります。ちなみに象使いは危険を伴う労働のため、暗黙の了解で女人禁制だったそうですが、なんとその女性、大亦理恵さん(以下、大亦さん)はここに何度も滞在し、象使いの資格を取得。その後1人で象の世話ができる上級資格まで取ったとのこと。一体どんな方なのか……ワクワクしつついざ入場です。

「メーサー・エレファントキャンプ」の敷地は緑深い山をそのまま利用しているのですが、入ってすぐの川辺で水浴びする象にいきなり遭遇。で、でか!もし僕がチワワだったら震えてお漏らしするレベルですが、人間なのでちょびっとで済んで良かったです。……だとかそんな事 はどうでも良くて、目的は大亦さんに会う事。で、近くにいた象使いの方に「日本人の象使いはどこ?」と尋ねてみました。が、英語が通じません。他のスタッフさん達も分からない様子。こちらもタイ語は話せないし……あ、そうだ! 困った時のグーグル先生。というワケで早速「日本人の象使い」をタイ語に翻訳。そのスマホ画面をスタッフの皆さんに、水戸黄門の印籠のように見せつけたのです。すると一同ひれ伏し、すぐに大亦さんの元に案内……してくれるはずなのに、皆さん苦笑いして頷くだけ。

え?なんで頷くだけなん?

……まぁ、後にその翻訳がタイ語的 には「日本人、象を使う」となっており、彼らも「……う、うん」としか答えようのない事が判明するのです。が、そんな事とは露知らず「日本人も象を使うんだぜ」みたいな事を執拗にアピールするクレイジーガイ。……その不毛な時間に双方が困惑していると、ついに英語の話せるスタッフさんが登場。やっと大亦さんの居場所を聞く事ができました。

でね、結論から言いますとね、「今はちょうど日本に一時帰国中」だって。うん、今さら気付いたけどアポとるの忘れたよね。えへへ(泣)。大人としての常識のなさを痛感。「アポは大事、アパはホテル」 そんな言葉を胸に帰途についたのでありました。

wakki_face ワキサカコウジ
武蔵野美術大学卒業後、イラストレーターとなり、各種媒体にて活躍。「週刊文春」「MEN’S CLUB」といった雑誌での挿絵連載の他に、近年では雑誌「an・an」でコラム連載を持つなど、執筆活動も行う。鳥を見るのが好き。
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