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8人の連載

8人の“最近、気になるアーティスト”

目次

1. 鈴木ひろみさん
2. サトミさん
3. ともみさん
4. 葛城杏子さん
5. ウィッタモン・ニワッティチャイさん
6. ナタポン・チャイワニッポンさん
7. こいで りゅういちさん
8. 池尾優

映画とドラマに浸った2020年


鈴木ひろみ
土に還る服をタイで作るアトリエふわりデザイナー。去年からはタイと日本2拠点暮らし
Instagram : @atelier_fuwari

   この原稿は2020年クリスマス前に書いている。年初には想像もしなかった1年になりましたね。今回、最終回となるお題は「最近、気になるアーティスト」。緊急事態宣言から、こんなに映画やテレビドラマを観たのは人生初な一年だったので一人のアーティストを選ぶのは難しいが、映画やドラマ、音楽にたすけられた一年でした。2021年みなさんにとっても明るい年になりますように!今までありがとうございました。 映画と言えばポップコーン

タイ若手アーティストMMkosum


サトミ
チェンマイとバンコクを拠点にフォトグラファー・フードスタイリストとして活躍。現在はチェンマイで子育て中

   4年ほど前、チェンマイの友人から「タイの学生さんが卒業制作のために日本人を描きたいって。お願いできる?」という連絡があり、数日後に中学生のような風貌のMMが家に来た。日本の筆ペンを大胆に使って描く、シンプルながらちょっとエロティックな作風が洒落ている。あれからたった数年。ジャムファクトリーで個展を開いたり、チョコレートのパッケージのイラストを描いたり。彼女の作品はどんどん世に出て、私はなんだか勝手に誇らしい。 IG @mm.kosum

極上の癒し見つけました


ともみ
ファッション、美容関係の仕事を経て、現在はホテリエ。アーリーに暮らして14 年、タイ猫2匹の母親

   私が今大大大注目しているのが世界的有名チェリスト、ヨーヨーマ氏。最近あるきっかけで彼を知り、ユーチューブでオバマ元大統領の就任式での演奏を観て衝撃を受けて、昔から現在までオーケストラや室内楽、映画の音楽まで手あたり次第聴きまくりました。音がなくても聴こえて来るぐらいの圧倒的な表現力で演奏している姿がとても好きです。知らない方にはまず 「観て」ほしいです。コロナ禍で疲れた心が必ず癒されます。 最近リリースされたアルバム

日々そこかしこに溢れる愛おしいもの


葛城杏子
もうすぐ在タイ16年の本誌デザイナー。バンコクで5年間暮らし、その後チェンマイへ。好きなものは、息子

   アジアや南米を旅して、そこで出会った人々とその日常を絵画や版画で表現する岡田幸子さん。彼女の作品にはタイの日常を描いたシリーズも多く、そのモチーフは、日々のごはんや日用品、街角の風景など、生活の中で当たり前になっているものが多い。暮らしの中に溶け込んでいたそれらが、岡田さんの作品になった途端、もう一度輪郭を現し、愛おしくかけがえのないこの暮らしを形どる一つだったと気付かされる。自作されているというフレームも素朴で素敵。 “頭に載せて運ぶ”シリーズと今年のカレンダー

木々のようなクリエイションKIGIのお二人


ウィッタモン・ニワッティチャイ
リソグラフ印刷スタジオWitti の共同創業者、大学講師、イラストレーターなど幅広い顔を持つ
www.wittamon.com

   最近気になるアーティスト…。好きなアーティストを一人選ぶのは、私にとってとても難しいトピックです。なぜなら、好みの話になると、1番が決められないからです。悩みに悩んで、最終的に私はデザイン事務所KIGI(キギ)のオーナーでクリエイター、デザイナーの二人、植原亮輔さんと渡邉良重さんを選びました。彼らの作品は何度見ても「ワオ!」と感激の声が出てしまいます。 KIGI の植原亮輔さんと渡邉良重さん

都会の音


ナタポン・チャイワニッポン
東京住まいのタイ人。日本についてのいろいろを書くライター。タイの有名クイズ番組の日本の回で優勝経験あり
Instagram : @Nut_Kun

   東京はお洒落な都会で、それは音楽からも伝わります。一十三十一、ドリアン、SuchmosそしてAwesome CityClubも聞きましたが、最近のお気に入りはNulbarich(ナルバリッチ)です。Blank Envelopeの名画のパロディーのジャケットが気になって、聞いてみたらとてもカッコよくて、大都会の夜を歩きながら聞きたいと思いました。色んなジャンルの影響を受けて、自分の音を出せるのはやはり都会のグループだからこそです。 我が子を食らうサトゥルヌスのパロディ

初めてのヒップホップawich


こいで りゅういち
Balcony の美容師。ス クンビット・ソイ47 とプ ラカノンで美容院を営 んでいます。自然体な hair やlifestyle が好きです

   ロックとエレクトロが好きで、下北沢で青春を過ごした僕のヒップホップアレルギーを治療してくれたのがこのawich(エイウィッチ)。でもこの人の音楽のせいで中ニ病がなかなか治りません。昨年、メジャーデビューしたので皆さんもぜひ一聴して拗らせてみてください。 お美しいです

Levi Pata という画家


池尾優
2006〜2009年バンコク在住。TRANSIT副編集長を経て、京都で編集者・ライターとして活動中
www.yuikeo.com

   〝アーティスト〟とは生き方自体を指す言葉。それを最も身近に感じるのが、ネイティブ・アメリカンのルーツをもつ画家であり、ご近所仲間のリーバイ・パタ君だ。「今日は満月だからお酒が回る」とか「星が綺麗だったから山に入った」とか、その自然とリンクした感覚と行動にいつも驚かされる。一人山で部族に伝わる「どんぐりスープ」を作ったり、伝承歌を歌ったりも。自らのアイデンティティを模索し、様々に表現している。 彼の初期の作品。絵だけでなく詩も良い

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